インタビュー:2018.5.30
現在101年目、大正3年から創業をつづける小堂食品。
以前は中名田でこんにゃくや飲料なども製造していましたが
30年前に川崎に移転し豆富・油揚げの製造販売に事業を集中されています。
6代目壽久さんは、
自身が家業を継いだころから製造を極めることを意識されていました。
原料にこだわるといっても
大豆はある程度お金を出せば良いものが仕入れられるそうですが、
天然海水にがりで凝固する技はお金だけでは解決できない問題でした。
22,3歳のころから「天然海水にがりで作る豆富」を学び始め、
約10年前に『京都 久在屋』や『石川 山下ミツ商店』との出会いがあり
その2店舗を参考にしてどんどん技術や品質を高めていきました。
その結果、
5、6年前から商品が表彰を受け始め、
やっと1、2年前に全商品が天然にがりで作ることが可能になったそうです。
単純なマニュアルでは作れない豆富を、
さらに製造していくため
最終段階からの逆算で必要な製造ができる人材を育てることを意識されています。
製造後の清掃をしっかり行うことも企業の風土として根付いています。
豆富だけでなく、油揚げも製造しています。
衛生管理の認定や、数々の表彰を受けています。
小堂食品の給与テーブルは明確です。
「一つの商品を完成させることができるかどうか」
6代目壽久さん曰く、
「最終段階からの逆算が大事なので、途中の行程だけうまく出来ても、
評価がしづらい仕事です。温度や湿度など様々な条件で必要なことが変わるので
マニュアルだけ覚えておく、という形では完成させることができません。」
豆富づくりにこだわり、数々の評価を得ている小堂食品で
技術を学ぶことに価値を感じた方は是非お問い合わせください。
豆富づくりの難しさや、こだわりをひしひしと感じるインタビューでした。ものづくりのこだわりを学べる職場だと感じました。
ビジョン・ミッション |
大豆たんぱくを通して、食べた人が元気に、健康に。 安心・安全なものを作ることを大事にしている。衛生管理基準である「福井認証HACCP(ハサップ)」の取得も行っている。 |
給与テーブル |
昇給基準は明確で、「一つの商品を完成させられるようになったかどうか」。他者見学や、講習参加、現場の細かい指導もあり、技術を学ぶことができる環境。 |
退職金制度 | 勤続5年以上で支給あり。 |
評価基準・査定スケジュール | 1年毎に評価。1つの商品を完成させられるかどうか。 |
+α(人・制度) |
年間休日120日など、個人の融通が利きやすい職場。女性の子育て優先のスケジュールにも対応。副業可。 |
企業名 | 豆豊富 有限会社 小堂食品 |
事業内容 | 豆富・油揚げの製造・販売 |
住所 | 福井県小浜市川崎1丁目2-4 |
従業員数(取材時) |
9名 |
電話番号 | 0770-52-1112 |
ホームページ | http://mame-tofu.jp/company/ |
メールアドレス(担当者名) | kodo@ma.cho.ne.jp |
※企業の紹介記事のため、下記の求人情報は最新ではない場合がございます。各企業様に直接お問い合わせください。
製造スタッフ以外に、「訪問販売スタッフ」も募集しています。滋賀の北部や美山へのルートを構築し、販売する業務です。会話が好きな人にピッタリで、自分にお客様がつくような愛される営業マンを目指せます。
仕事内容 | 販売スタッフ/製造 |
仕事の詳細 | 地域への訪問販売/製造の補助、製造 |
求めている人材イメージ | 向上心のある方、20~29歳程度、販売・ものづくりが好きな方 |
応募資格 |
普通免許 |
勤務地 | 小浜 |
給与 | 月給14~30万円(スキルにあわせて)/時給800円~950円 |
休暇、休日 | 年間120日以上(週休2日+閑散期の休日あり) |
福利厚生 | 各種保険完備、交通費支給 |
給与以外の報酬 (得られる経験・資格など) |
希望者は調理師免許取得可能。豆富の製造から販売まで一連の流れを理解することができます。 |
職場の雰囲気 | 堅苦しくなく、それぞれが集中している雰囲気です。 |
入社後1か月のイメージ | 先輩について、仕事を覚えていく。 |
入社後○年後のイメージ | 5年後には、商品が作れるようになり、製造が任せられるような状態。 |
応募方法 | 電話、メール |
選考プロセス | 履歴書+面接 |
1980年生まれ。小浜市出身。大学卒業後、家業に入り、経営が厳しい時期を乗り越え、こだわりの商品づくりで上向きに。天然海水にがりで作る豆富にこだわり、代替のきかない商品を作るべく、日々事業を行っている。
氏名:小堂 壽久(こどう としひさ)
役職:6代目、専務
毎日、情熱と心をこめて、豆富作りをしています。若狭地域の1人でも多くの人に、豆富を食べて頂きたいです。